英数学館小・中・高等学校の受験情報サイト

小学校について

本校は一条校として学習指導要領に則った教育課程を基本として、英語イマージョンプログラムと国際バカロレア(PYP)を導入しています。
小学校では、コース分けをしておらず、すべての児童が英語イマージョンと国際バカロレアを含めたカリキュラムで勉強しています。

英語イマージョンとPYP

本校では、英語を小学生から身に付けてもらうために英語イマージョンを導入しています。
英語「を」勉強するのではなく、英語「で」勉強します。
例えば算数、音楽、美術などの教科は、先生が英語で説明をし、児童たちは課題に取組みます。
これにより、英語だけを学ぶのではなく、教科に紐付いた英語が身に付いていきます。

PYP(Primary Years Program)は、ごく簡単に言ってしまえば考えて行動してアウトプットする力を養うプログラムです。
小学校では、国語・算数・理科・社会といった従来の独立した教科の勉強だけではなく、「探究の単元」(UOI:Unit of Inquiry)の授業の中でも理科や社会などにある単元を用いて学修します。
国際バカロレアは、教科横断的な学習メゾッドであり、知識の正誤を問うというよりも、知識を使い整合性を以て自分の考えをまとめ上げていく学習内容となります。

教育のコンセプト

本校の教育コンセプトは、英語イマージョンと国際バカロレアという2つの教育プログラムを通して、「粘り強く探究的する力」「世界で生き抜く力としてのコミュニケーション力」を身に付けることにあります。

特に、グローバリゼーションで国境を跨いで移動することや生活することがずいぶんと身近になった時代に、英語力を始めとした言語能力や異文化理解の能力はとても重要になってきています。
小学校時代に異文化に触れ、国際交流を体験することは、将来の選択肢を大きく広げてくれます。

ICTの活用

小学校ではICT機器としてiPadを使用しています。
iPadは、小学校1年生から各教科で、課題をしたり、プレゼンテーションを作成したりと、欠かせないツールになっています。
主な利用場面はこのようになります。

  • 英語学習アプリで発音やスペルの勉強
  • AI教材アプリを利用した宿題
  • 連絡帳アプリで授業の準備
  • 実験結果や感想をまとめてプレゼンテーション
  • クラスメートとレポートやプレゼンテーション作成の協働作業

デジタルネイティブ世代の子どもたちは、こうした使い方はすぐに習熟してしまいます。

行事やイベント

小学校では、国際交流や英語に関連したイベントや探究の学びをアウトプットする行事などを設定しています。

海外教育交流協定校との国際交流

本校と教育交流協定を結んでいるアメリカとオーストラリアの学校と、国際交流をしています。
お互いの学校を訪問する中で、一緒にランチを食べたり授業を一緒に受けたり、児童は生きた英語を学びながら、異文化理解を深めていきます。

Explores’ Fairで学びの集大成をプレゼン

1年生から6年生の探究(UOI)の時間で学んだことや発見したことなどをまとめ上げて、英語や日本語で発表します。
こうした探究活動のアウトプットをしていく過程で、考えたことをまとめる力や、自分の意見や考えを伝えるコミュニケーション力を身に付けていきます。

イマージョンキャンプで英語漬け

主に外国人教員が中心となって、学校の外で行われる英語のイマージョンキャンプで、児童は教室での英語以外の活きた英語を学んでいきます。
児童たちは、キャンプのしおりを英語で作っていきます。
宿泊体験を通じて、集団行動の規律や他者を思いやる気持ちも身に付けます。

文化講座で日本を深く知る

日本の伝統文化に触れる文化講座では、児童が日本を深く知るために茶道、剣道、生け花などの指導があります。
専門講師から日本の伝統文化に根ざした礼儀作法をしっかりと教えてもらうことで、例えば国際交流の際に、日本のことを正しく伝えることができます。

この記事は役に立ちましたか?

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

関連記事